『ゴジラ-1.0』製作陣が藤本賞受賞 岸田プロデューサー「70年越しの思いが体現できた」
岸田プロデューサーは「70年前から偉大な先輩が『ゴジラ』を作り続けてくれたからこそ、我々がバトンを受け取ることができました」と先輩たちへの感謝を述べると「『シン・ゴジラ』のあとに良くやるね」と周囲からはプレッシャーを受けていたことを明かす。「僕のなかでは『よくやるね』から『よくやったね』と言ってもらえるように頑張りました。初代『ゴジラ』の予告編で、“ハリウッド映画をしのぐ特撮技術”と入っていたのですが、今回オスカーを獲れたとき、70年越しの思いが体現できたのかなと思いました」としみじみ語っていた。 また、株式会社ロボットの阿部豪プロデューサー、守屋プロデューサーは共に「阿部さんにここまで連れてきてもらいました」と故・阿部氏への感謝を述べていた。(磯部正和)