本物すぎて気づかれず! 色鉛筆で描く〝ぬいぐるみ〟にSNS驚愕 「質感がやばい」
「写真でいいのでは?」の声に思うこと
実は、慧人さんは画像を投稿する前日にも、トリケラトプスのぬいぐるみの絵を描いているメイキング動画を投稿していました。 色鉛筆で描いた部分を電動消しゴムで消す様子でしたが、あまりのリアルさに本物のぬいぐるみだと思われたのか、一部のユーザーにしか「絵」だと気づかれていなかったといいます。 慧人さんは、「ふだん絵を投稿している身なので、当然気づかれるだろうと思っていました。だから『あれ?』となりましたね」と笑います。 画像を投稿したことで「絵」だと気づいてもらえ、「気合いを入れた作品だったのでうれしいです。驚いてくださっているコメントを読んでニヤニヤしてしまいます」。 リアルな色鉛筆画を追及している慧人さんですが、時折SNSなどで「写真でいいのでは?」「絵にする必要があるのか?」という意見も寄せられます。 「賛否両論があるのは当たり前」と受け止めつつも、「誰かに喜んでもらえたらいいなと思っている作品を否定された気分になって、少し悲しい気持ちになります」と話す慧人さん。 「私が好きなモチーフ、今まで思い出に残ったものや、誰かの大好きだったものなど、心に残るものを描いています。それらを一番伝えやすく、私が得意としていたものが『写実』だっただけ。作品全てにおいて愛を込めて描いているつもりです」 今後については、「モチーフへの愛情や思い出、制作中の空気感などを作品に込めて、これからもいい意味で『気持ち悪い』と思われるほど作品の解像度を上げていきたいです。布などの色鉛筆で表現しづらいものにあえて挑戦していきたい」と話しています。 ◇ ◇ ◇ 慧人さんの初の個展「慧人 色鉛筆で生み出すリアル」が11月2日から静岡県浜松市の平野美術館で開かれます。詳細は慧人さんのSNSから。 https://x.com/Yassun0222K/status/1833457664984289482