週末は真夏並みの暑さ続く 熱中症に警戒を 梅雨入りは22日を予想 気象予報士が解説
米津龍一気象予報士: 週末のお天気、ポイントはこちら。 真夏並みの暑さが、週末も続く見通しです。 【写真を見る】週末は真夏並みの暑さ続く 熱中症に警戒を 梅雨入りは22日を予想 気象予報士が解説 あすの天気から詳しく見ていきます。 まずあすの午前中、高気圧に覆われる形となりますので、晴れの天気となります。 午後になってくるとだんだん日本の南にあります梅雨前線が北上してきます。 さらに前線上には低気圧も発生します。 この前線や低気圧の近くでは、雲が広がりやすくなり、さらに雨も降ります。 特に雨が降りやすい地域は、県の南部、峡南や富士五湖を中心に、夜遅く雨のところが出てくるんじゃないかと予想しています。 あさって日曜日は、前線や低気圧が東へと離れていきます。 そうなると明け方にかけては雲が広がりやすくなりますが、日中に関しては晴れとなりまして 次第に天気回復傾向で日中は晴れの天気となります。 気温に関しては、ほとんどきょうと変わらないとお考えください。1℃程度変わるかどうかです。 あすあさって、甲府や勝沼は気温は同じなんですが、熱中症の危険度はあさっての方が高いんです。上から2番目の厳重警戒。この厳重警戒というのは激しい運動は控えていただきたいというレベルです。 なぜあさって日曜日の方が熱中症の危険度が高いのかというと、湿度があさっての方が高いんです。ですからその分、危険度がアップしますので、あすもそうですが、特にあさっては油断しないようにお願いします。 近県の天気を見ていきます。 近県でも夜遅く雨のところが出てくる見通しです。特に関東方面ではこの雨が昼頃まで続く可能性もありますので、行かれる方は傘の準備と、暑さ対策も忘れずにお願いします。 そして梅雨入りはどうなるか。甲府の16日間先の予報をみてみます。 まず平年の梅雨入りは6月7日頃ですから、もう過ぎてるんです。週末は一時的に雨が降りますが、基本的には晴れベースの天気。その後、来週は水曜日に雨が降るタイミングがありますが、また晴れ間が出そうです。 関東甲信のこれまで最も遅い梅雨入りの記録というのは、6月22日なんです。
今年どうなりそうかというと、私の予想ではこの6月22日。 もう再来週にかけて雨が続きますから、記録的に遅い梅雨入りの可能性があるんじゃないかなと見ています。
テレビ山梨