不振に苦しむ37歳競輪選手が半年ぶりの予選突破でガッツポーズ!「復活までもうちょっと待っていてください」
岐阜競輪のミッドナイト「オッズパークのオズパ祭2杯(F2)」が4日に開幕。1RのA級予選に出場した亀谷隆一(37歳・神奈川=92期)に話を聞いた。 不振にあえいでいた実力者の亀谷隆一が、チャンスをモノにして昨年10月以来となる予選突破を決めた。 初日のメンバー構成は近畿3人と関東3人、亀谷が南関1人という番組で「単騎で決めずにやります」と一度はコメントを出していた。ところが近畿が別線となり「それなら市村(昌樹)君に付けたいな」と訂正。レースは市村が成り行きで先行する形となり、4角を番手絶好で回ってきた亀谷は2着で予選突破に成功したのだった。 「全部市村君のおかげです。恵まれました。ワンツーなら最高だったけど伊藤(成紀)さんが来ちゃいましたね。それでもこうやって市村君に付けることができたし流れも来ているのかな」 2年前まではS級に在籍し、度々穴を出していた高配当メーカーは「これをキッカケにしたい。近いうちに復活できるように頑張っているので、もうちょっと待っていてください」と恥ずかしそうに喜びを表した。(netkeirin特派員)