クボタスピアーズ船橋東京ベイと江戸川銭湯がコラボ 第二寿湯ペンキ絵刷新
ジャパンラグビーリーグワンに所属するクボタスピアーズ船橋・東京ベイが2025年1月、江戸川区浴場組合とスタンプラリーを通じたコラボ企画を始める。同組合支部長の鴫原和行さんが営む第二寿湯(江戸川区江戸川1)で11月5日、同取り組みの発表と日本に3人だけ存在する「銭湯絵師」の田中みずきさんによる新たなペンキ絵の披露を行った。(江戸川経済新聞) 【写真】刷新した第二寿湯の銭湯ペンキ絵。作者は銭湯絵師の田中みずきさん。 両者は、スポーツと銭湯入浴における健康上の相乗効果を広めながら、地域コミュニティーとしての役割を担っている銭湯、同チームの認知拡大を目指す。「従来のラグビーファンにも、江戸川区内の銭湯の魅力を知ってもらい、心も体も温まるような取り組みにしたい」という。 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ広報・企画マネジャーの岩爪航さんは「スタンプラリーの詳細は12月に発表する。試合観戦ペアチケットやコラボタオルとの交換を用意している」と話す。同チームゼネラルマネジャーの前川泰慶さんは「同浴場組合の地域に根ざした思いや行動は、私たちの目指すべき姿。この企画でコラボができてうれしい。所属選手らも、疲れた身体を癒やすために区内銭湯に通っているので、親和性の高い企画になるのでは。1月に企画が始まるが、体が冷える時期なので観戦帰りに銭湯に立ち寄り温まってほしい」と呼びかける。 鴫原さんは「自宅ではなかなか楽しめない大きい浴槽や熱い湯での温冷交代浴を、地域の皆さんや選手たちの明日への活力にしてもらえたら。スポーツとの親和性も、スタンプラリーを通じて発信していきたい」と意気込む。 銭湯ペンキ絵を担当した田中みずきさんは「クボタスピアーズ船橋・東京ベイの試合を、制作前日に見ていて、『メイク・ユア・オレンジ』というホストゲームの運営テーマを取り入れようと思った。今回の背景画は、朝日に照らされる富士山と球場を描いたもの。朝日が昇るように、チームも『上り調子』で活躍してもらえたらという気持ちを込めた」と話す。
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