最高額は誰だ! 日本代表、最新市場価値ランキング14位。なぜ…。アジア杯で大活躍も、クラブで2番手の苦境
サッカー日本代表は、AFCアジアカップカタール2023(アジア杯)の準々決勝でイラン代表に敗れて大会から姿を消した。今大会の日本代表メンバーで最も市場価値が高いのは誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。(※金額が並んだ場合はサイトに準拠。データは2月4日時点)
14位:上田綺世 生年月日:1998年8月28日(25歳) 最新市場価値:900万ユーロ(約12.6億円) 所属クラブ:フェイエノールト(オランダ) 23/24リーグ戦成績:13試合1得点0アシスト アジアカップで最も株を上げた日本代表選手の1人と言える上田綺世は、最新の市場価値が900万ユーロ(約12.6億円)だ。 上田はグループリーグの第1戦と第2戦でベンチスタートだったが、第3戦以降の3試合は先発起用された。初戦のベトナム代表戦で後半から起用されて1得点を記録すると、第3戦のインドネシア代表戦では先発起用に応えて2得点。チーム3点目は記録上オウンゴールだが、ほとんど上田のゴールであり、実質ハットトリック達成と言える働きだった。さらにラウンド16のバーレーン代表戦でも1得点を決め、日本代表のエースとして十分な働きを見せた。 ヨーロッパでも市場価値を高めている上田だが、所属するオランダのフェイエノールトでは、難しい状況だ。ここまでリーグ戦13試合に出場しているものの、得点はわずか1となっている。先発起用がないのは、メキシコ代表FWのサンティアゴ・ヒメネスがいるためだ。こちらはリーグ戦20試合出場で19得点を挙げている大エースであり、ヨーロッパのビッグクラブが関心を持っていると言われる才能だ。 それでも、上田はセンターフォワードの2番手として扱われており、チャンスがないわけではない。アジアカップでそうしたように、限られたチャンスで結果を出せば、ピッチに立つ時間が増えていくかもしれない。
フットボールチャンネル