【全日本】〝ミスター斉藤〟土井成樹がV4!「激しい試合になったな。でもまだまだ物足りひん」
全日本プロレス12日の埼玉・行田大会で、世界ジュニア王者の〝ミスター斉藤〟土井成樹(44)が田村男児(25)を下しV4に成功した。 試合は序盤から両雄の意地が激突する白熱の攻防。ともに譲らず一進一退となったが、中盤から田村のパワーに王者が押し込まれる展開になった。すると終盤、パワーボムからラリアートで吹っ飛ばされた土井は、うつぶせで動けなくなる。ダウンカウントが数えられたが、これは〝死んだフリ〟だった。強引に引き起こそうとする田村を下から丸め込み。これをカウント2で返されると速射砲のように技をたたみかけ、最後はバカタレスライディングキックで3カウントを奪った。 田村が求めた〝戦い〟の土俵に自ら乗って完勝した土井は「激しい試合になったな。でもまだまだ物足りひんな」としてやったり。その上で「オールジャパン、ジュニアの所属選手はこれで1周したんちゃうか? で、2周目行く前にオールジャパンに出場してるフリーの選手で一回もシングルやってないヤツがおるな。吉岡世起。興味あるんやったら、俺から逆指名や!」とV5戦での対戦を求めた。
東スポWEB