「気持ちは川に飛び込んでいる」DeNA優勝、横浜駅前も歓喜と興奮 「ビブレ橋」は厳戒
横浜DeNAベイスターズが26年ぶり3度目の日本一に輝いた3日夜、横浜駅周辺も歓喜に沸くファンでにぎわった。ユニホーム姿でハイタッチを交わしたり、抱き合って喜びを分かち合ったり。県内有数の繁華街は深夜まで興奮した若者らで混雑した。 26年前の優勝時やサッカー・ワールドカップなどで、興奮した若者らが幸川に飛び込むケースがみられた南幸橋(横浜市西区=通称ビブレ橋)。この日は県警や市消防局が約30人体制で警戒に当たったが、4日未明まで大きな混乱はなかった。 それでも、夜の街はお祭りムードに。ベイスターズファンが口にする歓喜の声や応援歌が、深夜になっても響いていた。 日本一の瞬間を友人と見届けたという大学生の熊谷龍馬さん(21)=同市磯子区=は「興奮が冷めない。危険だからやらないが、気持ちは川に飛び込んでいる」と笑顔。会社員の原島伶奈さん(31)=同市西区=は「優勝が決まったときは喉がかれるくらい叫んだ。言葉にできないくらいうれしい」と声を弾ませていた。
神奈川新聞社