【2歳新馬/京都5R】新種牡馬ナダルが好発進!ポートデラメールで今世代2勝目 団野「まだまだ上積みはある」
9日の京都5R・2歳新馬(芝内1200メートル)は、単勝1・6倍の断然の支持を集めた新種牡馬ナダル産駒ポートデラメール(牝・斉藤崇)が差し切り勝ち。走破タイムは1分11秒3(稍重)。 ハナを主張したネーブルオレンジが刻んだペースは前半3ハロン37秒0のスロー。勝ち馬は馬群の外めで脚をためると、最後は外からメンバー上がり最速33秒8の末脚を駆使して、2着馬との接戦を制した。 鞍上の団野は「能力の高さは感じていましたが、当日競馬場に来てみると、パドックでのテンションの高さや返し馬のしぐさ、ゲートもそうですが、まだまだ幼いところがあります。そうした課題も出てきましたが、まだまだ上積みはあると思うので、順調に行ってくれればいいなと思います」とパートナーを褒めつつも、課題を口にしていた。 同日のGⅢエプソムCに出走するアルナシームの半妹にあたり、これで新種牡馬ナダルの産駒は、8日の函館5R(芝1000メートル)を制したヒデノブルースカイに続く2勝目。ナダルは米国のダート馬だが、産駒は芝の短距離で瞬発力があるところを見せており、前評判通り今後も要注目の新種牡馬だろう。
東スポ競馬編集部