ふくしまの酒をPRへ新ポスター 県職員がデザイン手がける
福島県は県産酒をPRする新しいポスターを作成した。県産品振興戦略課の若手職員がデザインやイラストを手がけ、県産酒に興味がなかった若年層を含めて幅広い層に魅力を発信する。県が6日、発表した。 ポスターの作成を担当したのは主事の穴沢史章さん(36)。伊達市からの相互人事交流職員として今年度、同課に配属され、県産酒のPRを担っている。 ポスターは「ふくしまの酒がおいしい10の秘密を知ってるかい?」と題し、県産酒の特長や醸造の工夫を紹介している。観光交流局内の若手職員らから意見を募り、親しみやすいデザインに仕上げた。約700部作成し、県内酒販店やスーパーなどに配布する。 県は3月2、3の両日、郡山市のビッグパレットふくしまで4年ぶりに「ふくしまの酒・味噌醤油まつり」を開く。穴沢さんは「酒蔵の努力の結晶が福島の酒のおいしさだと思う。ポスターを見て、県産酒に興味を持ってほしい」と来場を呼びかけている。