「北限のゆず」青空に輝く 陸前高田で収穫が最盛期
13日の岩手県内は高気圧に覆われて青空が広がった。陸前高田市では、ブランド化が進む「北限のゆず」の収穫が最盛期を迎えている。 かんきつの香りが漂い、丸い実が日差しを浴びて輝く。地元の北限のゆず研究会(佐々木隆志会長)は、同市横田町の民家に実ったユズ300キロをボランティア9人と収穫した。 大阪市から参加した酒徳溢子(いつこ)さん(78)は「青空とユズの黄色のコントラストにも癒やされ、言うことなしの気分」と丁寧に収穫した。今季の収穫量は6トンを見込み、酒や菓子の材料に使われる。