モーガン・ウォレン、米カンザスシティ公演での“テロ脅迫”容疑で男が逮捕<8/6訂正>
米ミズーリ州ジャクソン郡検察局によると、カンザスシティのアローヘッド・スタジアムで行われたモーガン・ウォレンのコンサートに来ていた男がSNSで“カンザスシティ・チーフスの組織メンバーである二人”を撃つと脅迫し、現地時間2024年8月2日夜に重罪で起訴された。NFLチームであるチーフスのトラヴィス・ケルシー、パトリック・マホームズ、クリス・ジョーンズの3選手がその夜、コンサート開始直前にウォレンとアローヘッドにいるところを目撃されていた。 この重罪を“テロ脅迫”と呼んだ声明は、ジャクソン郡のジーン・ピーターズ・ベイカー検察官の代理として、マイケル・マンスール広報責任者が8月3日に発表した。裁判記録によると、イリノイ州ウィンチェスターに住むアーロン・ブラウンは、“X(旧Twitter)に[複数の氏名削除済み]を撃つつもりだと投稿することにより、生命の危険を伴う状況が存在するという虚偽の信念または恐怖を故意に引き起こした”と報告し、第2級E重罪のテロ脅迫を行った罪で起訴された。 裁判資料によると、被告は、「愚かで、愚かで、愚かな過ちだった」と述べたとされる。彼は過去にSNSで脅迫をしたことはないと主張し、“愚かだった”と再び述べた。彼のガールフレンドは、彼が"くだらないことをツイートする”、“バーナー・アカウント”(捨て垢)に脅迫の疑いが投稿され、その後削除されたと捜査官に語った。 検察局は、「被告は本日起訴され、15,000ドル(約216万円)の保釈金が設定された。検察は25万ドル(約3,600万円)の現金保釈を要求した」と報告している。 2日にアローヘッド・スタジアムで行なわれた、ウォレンの【ワン・ナイト・アット・ア・タイム・ツアー】公演第2夜のコンサートは、警察当局が被告の所在を突き止めて逮捕するまで40分遅れた。 このカントリー歌手は、最終的にチーフスのケルシー、マホームズ、ジョーンズと一緒に登場し観客を盛り上げた。彼は3人をハグしてからライブを開始し、その後ケルシーはスイートルームから『ワン・シング・アット・ア・タイム』の「Last Night」を口ずさむ姿が目撃された。ちなみにケルシーと交際中のテイラー・スウィフトは【The Eras Tour】の欧州公演中でこのコンサートには来ておらず、2日と3日はポーランドのワルシャワでパフォーマンスを行っていた。 ※記事初出時、原稿内に誤りがございました。訂正してお詫びいたします。