ロンドンシリーズ、9回ドタバタの逆転&ゲームセットでメッツが雪辱 5万5074人の大観衆沸かす
◆米大リーグ フィリーズ5―6メッツ(9日・英国ロンドン=ロンドンスタジアム) 2019年、2023年に次いで第3回となる米大リーグの英国でのロンドンシリーズは9日(日本時間10日)、メッツが9回に逆転して6―5で雪辱し1勝1敗で終了。終盤のドタバタ劇に8日の5万3882人を超える5万5074人に大観衆を沸かせた。 フィリーズ4―3で迎えた9回、メッツはビエントスの適時打で同点に追いつくと、フィリーズの抑え左腕のアルバラドがアロンソの左足にぶつけ押し出し死球で勝ち越し。なおも、好守の捕手リアルミュートのパスボールで6―4とした。 その裏、フィリーズは1死満塁で今度はボームが押し出し四球を選んで1点差に詰め寄った。ここで迎えたカステラノスが本塁手前のゴロ。捕手のトーレンスが本塁を踏んで一塁に送球しゲッツーで試合終了。 試合経過が判明している1912年以降「捕ゴロによる一塁送球しての併殺打でゲームセット」は過去7度しかなかった超レアなケースだった。
報知新聞社