大坂なおみ「自分自身のレベルに満足」ウィンブルドン初戦は世界53位<女子テニス>
ウィンブルドン
7月1日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女子シングルスにワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク113位の大坂なおみが30日、会見に登場し「自分自身のレベルにはかなり満足していますし、芝の上でもうまくプレーできるとみんな言ってくれます」と自信を見せた。 【大坂 なおみvsパリー 1ポイント速報】 26歳の大坂は出産を経て今シーズン復帰。今季の芝シーズンでは2大会に出場し、今月行われたリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)で8強入り。エコトランス レディース オープン(ドイツ/ベルリン、芝、WTA500)では1回戦でジェン・チンウェン(中国)にフルセットで敗れている。 大坂がウィンブルドンの本戦に出場するのは2019年以来5年ぶり4度目。最高成績は2017年と2018年の3回戦進出となっている。 その大坂は会見に登場し「気分はとても良いです。ここでの経験はあまりありませんが美しいトーナメントに戻ってくることができました」とコメント。 また同大会では直近の6大会で異なる選手が優勝していることについて「誰にでもチャンスがあると教えてくれているような気がします。もちろん本当に優れた選手でなければなりませんが、それは本当にエキサイティングなこと。とても多くの可能性があります。私にも良い成績を残せるチャンスがあればいいのですが」と言及した。 また、クレーコートからグラスコートへの移行については次のように述べた。 「それは本当に興味深いです。なぜなら私にとってそれほどではなかったような気がするからです。ハードからクレーの方がより難しかったと思います。芝初戦では2試合に勝つことができたのでそれは大きかったです。残念ながら2大会目では初戦で敗れましたが試合自体は悪くなかったですし、そこから多くのことを学ぶことができました。自分自身のレベルにはかなり満足していますし、芝の上でもうまくプレーできるとみんな言ってくれます」 なお、大坂は1回戦で世界ランク53位のD・パリー(フランス)と対戦する。この試合の勝者は2回戦で第19シードのE・ナヴァッロ(アメリカ)と世界ランク479位のワン・チャン(中国)のどちらかと対戦する。
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