4度の大手術経て奇跡の復帰の森且行、支えられた香取慎吾の言葉明かす「『負けたっていいよ』って」
元SMAPのメンバーでオートレーサーの森且行(50)が17日放送のTBS系「情熱大陸」(日曜・午後11時)に出演した。 中学生の時にジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)に入所。SMAPのメンバーとして活躍も1996年5月、オートレーサーに転身。芸能界を引退した森。 転身後は00年にS級選手に。20年11月、SG初優勝を飾ったが、21年1月のレース中に他選手と接触して落車。骨盤骨折、腰椎破裂骨折などの重傷を負ってしまった。 この日の番組では、その後、24本のボルトが体に埋め込まれた4度の大手術と2年以上に及んだリハビリに励み、「80%しか体が戻らないとしても、80%で走れるような感じに持っていけばいいだけだから。もう1回(タイトルを)獲ってやろうって」と、あくまで前向きな表情を紹介。 後遺症で足に麻痺(まひ)が残り装具が手放せない状態ながら、23年4月に復帰。一番下のB級ランクから1年でS級にはい上がり、今年9月には8年8か月ぶりにG1タイトルがかかった優勝戦・ムーンライト・チャンピオンカップに出場。3着となった勇姿も伝えた。 レース後、森は「慎吾ちゃんが言ってくれたんだよ。『負けたっていいよ。次、勝ってやればいいんだよ。人間、死ぬまでチャンス(がある)』って」と、SMAPの同僚で親友のタレント・香取慎吾(47)の言葉を口にし、大いに勇気づけられたことを明かしていた。
報知新聞社