宿敵の応援を宣言したハヴァーツ(C)Getty Images

アーセナルMFカイ・ハヴァーツは、プレミアリーグ優勝のため宿敵の勝利を願った。 12日に行われたプレミアリーグ第37節で、アーセナルは敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。20分にハヴァーツのアシストからレアンドロ・トロサールがネットを揺らして先制すると、その後の猛攻を耐えきって1-0で勝利。クラブ記録となるプレミア1シーズン27勝目を挙げた。 【最新順位表：プレミアリーグ】アーセナル優勝なるか？ この結果、勝ち点を86まで伸ばして首位に立ったアーセナル。しかし、1ポイント差の2位マンチェスター・シティは1試合未消化であり、14日には延期分の第34節でトッテナムと対戦する。この試合でマンチェスター・Cが勝利した場合、アーセナルは首位の座を明け渡して最終節に挑むことになる。 宿敵の結果次第で20年ぶりのプレミアリーグ制覇へ向け状況が大きく変わるアーセナル。そしてハヴァーツは、トッテナムをサポートする宣言した。イギリス『スカイスポーツ』で語った。 「（トッテナム対マンチェスター・Cを観戦するかと問われ）今までで一番トッテナムのファンになるよ！彼らの幸運を願おう」 また、ハヴァーツはこの試合を振り返り「とても良い準備ができたね。最高の試合ではなかったけど、必要な3ポイントを獲得できた。喜ぶことはできるよ。シティにプレッシャーを掛けるために、僕らは全試合で勝たないといけない。タイトルレースを戦えることは最高だ。あと1試合を残すだけで、クラブ全体からの応援が必要。何事でも起こり得るよ」とコメントした。