Ado×「くら寿司」の異色コラボはなぜ実現? 「両想い」になるまでの背景を「くら寿司」広報に直撃<取材レポ>
さまざまな作品とのコラボレーションが話題を集めている回転寿司チェーンの「くら寿司」。直近では『ちいかわ』(3月)、『名探偵コナン』(4月)、『鬼滅の刃』(5月)とコラボしており、クオリティーの高いグッズが手に入ると、コラボが発表される度にファンから歓喜の声が上がっていた。そんな「くら寿司」が、6月21日(金)から、コラボ企画をスタートするのは、歌い手のAdoだ。発表されるやいなや「まさかのコラボ!」「Adoとコラボ!!!!?」など大きな反響を集め、Adoの公式X告知ポストは2万を超える“いいね”が。そんなAdoとのコラボはどのようにして実現したのだろうか? 今回クランクイン!トレンドは、コラボメニュー&グッズをチェックするとともに、「くら寿司」の広報担当に話を聞いた。 【写真】美しい! 「くら寿司」店員姿のAdoが描かれたグッズ ■きっかけはAdoの「くら寿司」愛 今回のコラボのきっかけは、Adoが「くら寿司」ファンを公言していたことがきっかけだったという。 Adoは自身のXで「くら寿司とIKEAに住みたいです」「おなかいっぱいだけどあと1枚でビッくらポンできるからって理由でお寿司頼んでしまうくら寿司信者」とポストしたり、ラジオ番組「Adoのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で「くら寿司」が大好きだと熱弁したりと、かねてより「くら寿司」に並々ならない思いを抱いていることを明かしていた。 そんなAdoの思いに「くら寿司」が感銘を受け、両者は「両想い」関係に。3月には、Adoとともに「くら寿司」のオリジナルテーマソングを作成することが発表。歌詞や楽曲は一般公募され、約1ヵ月間で400件もの応募があったという。その中から選ばれた楽曲をAdoが歌唱した「きっとコースター」は、「くるくるり くらくらり」という口ずさみやすい歌詞とAdoの歌声が、「くら寿司」が掲げる「記憶に残るワクワク感」にマッチする一曲で、Adoは楽曲について「お寿司と一緒に、お茶と一緒に、たしなんでいただきたい楽曲です」とコメントしている。 曲中に「くら寿司」や「魚」、「ビッくらポン!」といった単語が出ないにも関わらず、「これくら寿司のことだな!」と納得させるバランス感覚のすばらしさ、ぜひ聞いて確かめてほしい。 そして今回、楽曲の公開と合わせて待望のコラボ企画が開催。Adoのファンからは「Adoちゃんの夢が叶って嬉しすぎる」「片思いから両想いになるAdo様流石すぎ」「絶対食べに行く!」などと祝福する声が飛び交い、Ado自身も「私はくら寿司の大ファンでずっと通い詰めているので、今回のコラボレーションが実現してとても嬉しく思います」と喜びを語っている。 そんなAdoと「くら寿司」コラボを一足先に体験。コラボメニューや「ビッくらポン!」の景品をチェックしてきた。