【オートレース】鈴木宏和G1初V「少し泣いた…うれしいという感想しか出てきません」/飯塚G1
<飯塚オート:開設68周年記念レース>◇G1◇最終日◇17日 鈴木宏和(37=浜松)がスタート一撃を決めて、初のG1タイトルを手にした。2着は佐藤励、3着は荒尾聡だった。 スタート06で切った鈴木は、1周2角でトップに立った。2周目に浮上した荒尾がマークする。だが、ペースを落とすことなく走る鈴木に追い付くことはできず、3番手の丹村飛竜とのバトルの間に決定的な差が開く。鈴木はセーフティーリードを保ちながら8周回を逃げ切った。 「試走は良くなかったけど、それだけにスタートは行こうと思っていました。完璧でした。8周は長かった。一生懸命走りました。ようやく初タイトルを取れて、うれしいという感想しか出てきません。G1を取れないかと思っていました。ゴール後、帰りの道中で少し泣いたけど、恥ずかしいので泣き終わりました(笑)」 次走は浜松普通開催(21~23日)、そして年末の大一番、川口SGスーパースター王座決定戦(27~31日)が控えている。「トップスタートを切っていけるように頑張ります」。SGでも活躍が期待できそうだ。 払戻金は2連単(6)(7)4610円、3連単(6)(7)(5)1万860円。 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)