失意のEUROからUNLで躍進!ブッフォンが見たイタリア代表「人生とは転んで立ち上がるの繰り返し」
イタリア代表チームの責任者を務めるOBジャンルイジ・ブッフォン氏が18日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、アッズーリや古巣のユヴェントスなどについて語った。 UEFAネーションズリーグ2024-2025 組み合わせ・試合日程・結果・順位表・放送予定 ブッフォン氏がスタッフを務めるイタリア代表は、前回王者として臨んだEURO2024では厳しい戦いを強いられ、ラウンド16で敗退。強烈な批判を浴びた。それでも9月からスタートした今季のUEFAネーションズリーグでは、初戦でフランスを撃破(3-1)するなど好発進。最終節でフランスに1-3と敗れて2位に終わったものの、準々決勝に進出するなど好印象を残している。元代表守護神が心境を明かした。 「チームの反応や9月からの歩みを振り返ると、首位通過がふさわしかったと考えている。残念だよ。だが、人生とはこういうものさ。転んで立ち上がる、の繰り返しなんだ。昨日は敗戦に値した。ただ、猛攻を受けたわけではなく、3度のセットプレーで負けた。チームへの期待は高まっている。選手や監督には、EURO2024後の状況から立ち直り、成長したことを称えたい」 「負けは、勝ちよりも良い効果をもたらすことがある。失敗した理由を深く分析せざるを得ないからね。我々は謙虚に、挽回への意欲を持って戻ってきたが、これこそスポーツにおいて求められる要素だよ」 続いてブッフォン氏は、第12節終了時点で2ポイント差に6チームがひしめくなど加熱する今季のセリエA優勝争いや、6位の古巣ユヴェントスに見解を示した。 「今年のリーグ戦は最高だよ。サプライズがあり、シーズン序盤戦を魅力的なものにしている。この拮抗が長く続くことを願っているよ。関心がファンの情熱を育むものだからね。(チアゴ)モッタは、やって来たばかりなのによくやっているよ。ユーヴェはプロジェクトの1年目なので優勝する義務はない。モッタは可能な限り最善を尽くしているように見える」 さらにユーヴェOBは、リーグ中断明けに行われる7位ミランとの直接対決にも言及。「両チームが正々堂々と戦い、素晴らしい試合になるだろう。ショーを見られるよう願っている。インテル対ユーヴェのように、イタリアのカルチョの良い宣伝になるだろう」と語った。