週明け6日 仕事始めは雨…9日頃に今シーズン一番の “嵐の使者” 襲来【週間天気】太平洋側にも雪雲…都内でも雪舞う可能性【雪と雨のシミュレーション 3時間ごと】
■“嵐の使者” 今季最強の “冬将軍”を 呼ぶ… 次の図は、年末の上空1500メートル付近の気温です。東シベリア付近は、平年より低い青色のエリアになっています。クリスマスを過ぎたころから、北極の寒気が東シベリアに流れ出したこともあり、ピーク時は、マイナス36℃くらいの寒気の流れ込みになりました。 ロシアのオイミャコンでは、12月27日に、今季初めて日最低気温マイナス50℃以下を観測、その後もマイナス50℃以下が続き、31日と1月1日はマイナス55℃以下を観測しました。 日本気象協会 tenki.jp によりますと「冬将軍」という言葉の由来は、イギリスの新聞が1812年のロシア戦役について「ナポレオンはGeneral Frost(厳寒将軍・霜将軍)に負けた」と報じたものが、日本では「冬将軍」と翻訳されたためともいわれています。 今回、ロシアに極寒をもたらしている「冬将軍」は、次第に南下する見込みです。勢力は衰退するものの、中国の北京では、7日と8日の最低気温はマイナス10℃以下と、今シーズン最も低くなる予想です。 日本には、9日ごろ西回りで襲来となり、上空1500メートル付近でマイナス9℃以下の寒気が、本州の南まで流れ込む見込みです。9日ごろに予想される寒気は、平年より7℃くらい低く、真冬に数回しか流れ込むことのない「今季一番の寒気」です。 ■もしもの立ち往生、車内のお役立ちグッズ… (1) 防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの 暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。 (2) 飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯 長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。 (3) ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。