「日本はほとんど良いプレーをしなかった」森保J撃破の“イラク旋風”でドーハの街が沸く「幸運が味方した」【アジア杯】
「本当にエキサイティング」
[アジアカップ グループステージ第2節]日本 1-2 イラク/1月19日/エデュケーションシティ・スタジアム 【PHOTO】現地カタールで応援する日本代表サポーター! 1月19日、カタールで開催されているアジアカップ2023のグループステージ第2節で、日本代表はイラクと対戦。前半に相手FWアイメン・フセインのヘディングシュート2発で2点をリードされる展開となり、終了間際に遠藤航のヘッド弾で1点差に迫ったものの、1-2で敗れた。 イラクサポーターの大声援で、会場は日本にとって完全アウェーの雰囲気となった。実際、途中出場した前田大然は「アウェーの感じの雰囲気だったので、それに飲まれ、相手はそれをうまく味方にしてしまった」と語っている。 優勝候補の森保ジャパンを下したイラクのファンは狂喜乱舞。ドーハの街中でも大声を出して歌う姿が見られた。 日本のメディアだと名乗ってその中の数人に話を聞くと、意気揚々とこんなコメントをくれた。 「本当にエキサイティングな、とても激しい試合だった」 「日本代表はほとんど良いプレーをしなかった。我々にはさらに多くのチャンスがあり、ボールを支配した」 「実際のところ、日本代表はイラク代表よりも優れたパフォーマンスを見せた。しかし、イラクには幸運が味方した。前半にヘディングシュートを2本決めたけど、それはまったくの幸運だった。私たちは幸せです。 本当に幸運だった」 イラクがドーハの地でセンセーションを巻き起こしている。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)