史上最長の日本女子オープンはどれくらい難しいのか? "優勝候補たち"が感じたコースのプレッシャーとは?
「グリーン周りのラフも深い」(山下美夢有)
今季は未勝利ながら直近3試合連続2位で、11試合連続トップ10入り、出場16試合中2位が7回の山下美夢有は、今週も好調をキープ。先週欠場した右ひざ痛も完治し、サロンパスカップ、リコーカップに次ぐ、3つ目のメジャータイトルを狙っている。 「ほとんどのホールが400Y超えで、印象的には距離が長い、というのと、グリーン周りのラフも深いですし、ドッグレッグもあったりとかするので、4日間どれだけフェアウェイに置けるかというのが重要になってくると思います」 やはり山下も距離が長いという印象を受けた。さらに、 「ラフも深いので、ショットの安定性が重視される戦いになってくるかなと思うので、しっかりショットの安定性を高めて、いかにパットを決めるかが重要になってくるのかなと思います」と難しさを感じながらも目標はもちろん優勝だ。
「3番は難しいティーショットになる」(古江彩佳)
今年のアムンディ・エビアン選手権で海外メジャーを制した古江彩佳も参戦。 「距離も長いし、ラフも伸びている。落ちるところによって難しくなります。フェアウェイキープがポイントです」 日本女子プロ選手権と東海クラシックでは15位、17位と優勝争いできていない古江。 「自分では気がつかなかったのですが、お父さんから『アライメントが合っていないよ』とアドバイスを受けました」と先週はアドレスしたときの体の向きを調整した。 ドッグレッグが多い大利根CCのティーショットはちょっとしたアドレスの向きが命取りになる。ナイスショットしても少し方向がズレてしまえば深いラフにつかまってしまうからだ。 「3番(右ドッグレッグの414Y・パー4)とかは難しいティーショットになります。アドレスをしっかりしたいです」と調整した成果を本戦から発揮したいところ。 「完璧かどうかわかりませんが、少しマシになりました」 海外メジャー優勝者は「日本のメジャーも取りたい」と最難関コースで真っ向から挑む。 「距離が長くて、ラフも長くて、グリーンは硬い」 選手の多くが口を揃えた史上最も難しい、史上最長の日本女子オープンは大利根CC西Cで26日に開幕する。 ※"優勝候補筆頭"の竹田麗央が感じた難コースの印象は関連記事「竹田麗央は最高難度の日本女子オープンにも笑顔!? 6845Yの"最長コース"で今季7勝目を狙う」にあります ※2024年9月25日22時6分一部追加修正しました
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