テレビ山口

災害時に食物アレルギーがある人も避難所の炊き出しを食べてもらおうと、食物アレルギーに配慮したぶた丼の調味料キットが開発され、試食会が開かれました。 【写真を見る】アレルギーがあっても避難所の炊き出しを　食物アレルギーを考えた豚丼キット開発　山口市 ぶた丼の調味料キットは防災のボランティア団体、レベルフリーとコープやまぐちが共同で開発しました。 キットの中にはぶた丼に使う調味料だけでなくレシピなども入っています。食材が書かれた紙は配膳する場所に掲示して、自分のアレルギーに該当するかを判断するために使われます。 野菜と肉を準備すると100人分のぶた丼を作ることができ、食物アレルギーがある人でも安心して避難所の炊きだしを食べてもらうことが狙いです。 この日は、買い物客らが試食しました。 レベルフリー　坂本京子代表 「何が入ってますよ、どういう食材を使いましたよというのをしっかりと書き出して見せるということ。お母さんたちがその調味料を見て判断していただく、その判断材料や情報を出しましょうということをお伝えしています」 調味料のキットは地域や団体に向けて販売されます。レベルフリーではこのぶた丼調味料キットを全国に広めていきたいとしています。