「日本は明らかに上。Jリーグも質が高い」

インドネシア戦に向けて調整する森保ジャパン。イラク戦のショックを払拭できるか。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部／現地特派）

　アジアカップの第２戦でイラクにまさかの敗北を喫した森保ジャパンは１月24日、決勝トーナメント進出を懸け、インドネシアと相まみえる。 【動画】カタールならではの苦労も…日本代表シェフの貴重な料理＆食事シーン 　一方で、対戦相手のインドネシアは日本と逆で、イラクとの初戦を１－３で落とすも、ベトナムとの２戦目は１－０でモノにした。調子は上向きで、同国の各メディアは意気軒高に日本戦のプレビューを展開するなか、『BOLA.COM』は決戦の地アルトゥマーマ・スタジアムに着目。ジャイアンキリングをするには、縁起の良い場所だと伝えている。 「このスタジアムは、カタール・ワールドカップのラウンド８で、クリスティアーノ・ロナウドとポルトガルがモロッコに撃沈された場所である。フットボールに不可能はなく、何が起こっても不思議ではない。インドネシア代表も同様だ」 　同メディアはまた、元インドネシア代表イ・マデ・パセク・ウィジャヤ氏の発言を紹介。これによれば、1980年代に日本と対戦経験のあるレジェンドは、次のように語っている。 「クオリティという点では、日本は明らかにインドネシアより上だ。ほとんどの選手がヨーロッパでプレーしている。Jリーグも質が高い。それが選手のクオリティを上げる要因となっている。だが、インドネシアは今大会の２試合で良い進歩を見せた。 　パスミスなど簡単なミスをしないこと。前半から日本はハイプレスを仕掛けてくるなかで、ほんの少しのミスが致命傷となる。それに日本には攻撃を組み立てる素早い選手がいる。インドネシアは精神的に向上しなければならない。ただ、私はインドネシアがアジアカップのベスト16に入れると信じている」 　以前、スーパースター軍団ポルトガルが伏兵モロッコに葬られた地で、日本は下馬評通の戦いを見せ、確実に勝点３を上積みできるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部