舞台でキャリア重ねた宮澤エマ、映像作品との違い語る「カメラは嘘を見抜くのが上手い」
――とても分かりやすいです、ありがとうございます。お忙しい日々を過ごされていると思うのですが、そんな中でも大切にしている自分らしい時間は、どんな時間ですか? 仕事終わりの1杯! ワインが一番好きですけど、赤も白も、その他のお酒も何でも飲みます(笑)。最近はナチュラルワインという自然派のワインがお気に入りです。添加物などが入っていないので、二日酔いになりにくいそうで。お酒が入るとセリフを覚えられなくなるので、お酒を飲む=今日はおしまい、のサイン。私にとっては誰にも邪魔されない時間で、お酒を飲みながらプロジェクターでK-POPアイドルのMVを見たり、ドラマやアニメを見たりすることが、一番自分らしい時間です。 ――どちらかと言えばインドア派ですか? インドア派ではあるんですけど、体を動かすこと自体は嫌いじゃないんです。落ち込んでるときは、走ったりして体を動かすとスッキリするので、1日のうち20分くらいはアクティブになる時間を作るようにしています。そして、夜はお酒を飲んで自由に過ごす。自分の機嫌は、自分で取らないとですよね! ――最後に、ドラマを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします! ドラマチックなシーンがたくさんある物語ですが、やっぱり真髄はラブストーリー。愛に生きるということに対して、どんな選択をしていくのか。何が正しくて、何が正しくなかったのか。そして、それを裁けるのか。壮大なテーマですが、嘘のない真実を、さとみちゃんと亀梨くんが体現してくれています。2人の絆を応援すべきかどうかも含めて、きっといろんな思いが皆さんの中に生まれると思います。きっと誰かとシェアしたくなるようなドラマだと思うので、友達同士ででも、SNSででも、感じたことを話したり、ツッコんだり、キャーって言ったり、キュンキュンしたりしながら楽しんでほしいです。さとみちゃんとも「ここどう思った?」「どっち派?」とかたくさん話したので、ぜひ皆さんにもそうやって楽しんで見ていただけるとうれしいです。
■宮澤エマ 11月23日年まれ、東京都出身。ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング ~それでも僕らは前へ進む~』(13)で初舞台を踏み、『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』『ウエスト・サイド・ストーリー』『日本の歴史』など多くの舞台に出演。2023年には『ラビットホール』で初主演を務めた。ドラマは、連続テレビ小説『おちょやん』(20~21)で注目される。以降『大河ドラマ 鎌倉殿の13人』(22)、『よだれもん家族』(22)、『罠の戦争』、『らんまん』、『ゆりあ先生の赤い糸』、『フェルマーの料理』、(23)などに出演。2024年は舞台『オデッサ』に出演した。
宮崎新之