“還暦”出川哲朗 60年に1度のお祭りに、1万2000人が満開の笑顔! <イベントレポート>「男・出川哲朗 還暦祭り in 横浜アリーナ」
続いては、ナイツによる漫才。出川のことを「ヤホーで調べてきました」と塙宣之のお決まりの言葉で始まり、「元プロ野球選手・宮本和知と生年月日が同じ」ということで、そこからだんだん宮本の紹介になっていく……などのお決まりの内容で、観客を爆笑の渦に巻き込んだ。 出川も大笑いしていたのだが、内村が「何が面白かった?」と聞くと「男はヤバいよとか……」と口ごもったことで、「あんまり覚えてないの?」「ついさっきの話なのに?」と責められる出川。それに対して「忙しいのに俺専用のネタを作ってくれたのが嬉しいの! 具体的にどこが面白いとかじゃないのよ!」と弁明した。さらに、学生時代に出川が漫才をやっていたという話になり、その頃の相方が会場に来ていると言って、ステージと客席で漫才を披露しようとするのだが上手くいかず、会場の笑いを誘った。 さらに今回、「出川哲朗物語」と題し、出川の60年を内村の記憶で振り返るドラマを作成し、会場の大スクリーンで公開した。ナレーションを内村、出川役も内村、内村役はバカリズムが務めるという豪華キャスティングで、随所でドラマが放映された。第1話は、映画学校時代。身なりは矢沢永吉、さらに憧れのブルース・リーのように振る舞っていた出川を「面白い!」と思った内村は彼に声をかけ、「クラスで一番最初に仲良くなったのが出川くんだった」という約40年前の懐かしい思い出を振り返った。
続いてお祝いに駆けつけてくれたのは、さまぁ~ず。ステージ上から会場を見渡し、「ナニコレ!? やばくない!?」と三村。大竹も「今まで生きててよかったね。最高の誕生日プレゼントだね!」と出川にコメントを贈る。そんなさまぁ~ずに、出川は「リアルコントをやってほしい」とリクエスト。「そういうつもりで来ていない」と最初は拒否するさまぁ~ずだったが、出川のために久しぶりにネタを披露することになった。その際、「冬なのにさまぁ~ずです」という懐かしい挨拶も飛び出し、出川は「何年かぶりに見たよ! 最高!」と感激。出川のお祝いダジャレなども披露され、出川は久しぶりの2人のコントを堪能した。