“還暦”出川哲朗 60年に1度のお祭りに、1万2000人が満開の笑顔! <イベントレポート>「男・出川哲朗 還暦祭り in 横浜アリーナ」
そしていよいよ、本日の主役を呼び込むことに。観客の呼び声に応えて登場した出川は、直前まで冠番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)のロケを行っていたということで、電動バイクにまたがり、スイカメットを被った姿。テーマソング「さすらい」に乗せてステージ外周を巡り、集まった観客に何度も何度も「ありがとう」と声をかけた。
開始早々にも関わらず、感極まって泣きそうな出川。メインステージに到着すると、すかさずウッチャンナンチャンの2人に抱き着いた。「お客さんが来てくれるか心配で心配で……」とこの日を迎えるまで不安が募っていたそうで、「でも1万2000人が待ってくれていると思って頑張ってきました!」と言い、改めて観客に感謝を伝えた。
続いて、所属事務所の後輩であるバカリズムといとうあさこも登場し、いよいよ開会宣言に。その開会宣言は堀内健が担当することになったのだが、登場した彼は「大好きな出川さんのために近所のスーパーで買ってきました」というグレーのスウェット姿。独特な自己紹介から始まり、「出川さんのために手紙を書いてきました」とポケットから取り出したのはチラシ。
その裏側に書かれた手紙の内容も「ご飯を食べるときにチョモチョモ食べるところが好き、ショートメールしかできないところが好き、汚い車と財布をずっと使っているところが好き」など、独特な誉め言葉だったのだが、芸人仲間にとっては“出川あるある”だったそうで、ウッチャンナンチャンやバカリズムは「確かに!」と爆笑していた。
そんな堀内の「男・出川哲朗還暦祭り、開会します!」との宣言で、イベントが無事に開幕。企画のトップバッター、狩野英孝が登場した。シンガーソングライター50TAとして金色衣装で登場した狩野は、「PERFECT LOVE」を大熱唱。この衣装はこのイベントのためにテレビ局からわざわざ借りてきたものだそうで、さらに歌詞は出川に贈るオリジナルバージョンで披露。「男子! 女子!」というオリジナル歌詞の部分が「出川!」になっており、集まったファンの「出川!」という声が会場に響き渡った。