AMPTAKxCOLORSの記念日に加わった新たな思い出 歌い手グループ史上最速、初武道館ライブ
AMPTAKxCOLORSが、自身初の日本武道館ワンマンライブ『AMPTAKxCOLORS Special Live in 日本武道館「虹」』を開催した。 【写真】AMPTAKxCOLORS、武道館ライブでメンバーソロ歌唱も ライブ配信やゲーム実況など、インターネットを中心に活動するからつけあっきぃ、まぜ太、ぷりっつ、ちぐさくん、あっと、けちゃによって、2022年10月に結成されたAMPTAKxCOLORS。結成から1年10カ月での武道館公演は、歌い手グループとしては史上最速となる。当初から武道館でのライブを目標にしてきた彼ら。公演日の8月1日は2年前にAMPTAKxCOLORSのYouTubeチャンネルがスタートした日でもあり、記念日にまたひとつ思い出が加わった。 ライブは、“メンバーの6色にリスナー(ファンの呼称)の色が混じり7色の虹になっていく”というコンセプトで届けられた。それぞれのメンバーカラーである6色の光が集まるオープニング映像を経て、ステージに登場した6人は「いくぞ、武道館!」と気合十分。新衣装のラメが輝くジャケットをまとい、メンバーの自己紹介も兼ねた「RAINBOWxCOLORS」、まさに会場全体が一体化した「AMP-ATTACK!」、この日のために用意したという新曲「UNDER THE TABLE」で力強い歌とダンスを披露した。 グループ史上過去最大規模の会場でのライブということで、MCでは「見えているよ!」と後方や2階席にも気を配る6人。そのまま、全員が盛り上がっているのを確認するかのように「RAINBOWxPATROL」に繋げ、「Club A×C -歌舞伎町店-」ではステージいっぱいに広がりながらリスナーと笑顔を交わし合う。会場が大きくなっても、6人は変わらずに近い距離感でリスナーを楽しませてくれる。 ここからはメンバーごとのソロパフォーマンスへ。「シャンティ」で艶やかな歌声の魅力を発揮させるあっと、「お願いダーリン」でシャボン玉が舞うポップなステージを届けるちぐさくん、難解な「唱」を見事に歌いこなして会場を沸かせるまぜ太、トロッコに乗ってリスナーに愛情たっぷりの「ファンサ」を送るあっきぃ、移り行く空の映像と共に「怪獣の花唄」を力強く歌い上げるけちゃ、「デーモンロード」のダークな世界観で魅了するぷりっつ――6人がそれぞれのカラーを見せてくれた。 雨の音が聞こえてくると、ステージには黒のロングコート衣装のメンバーの姿が。〈雨に打たれながら光を待ってる〉の歌詞を表すように、雨が降る街の映像をバックに「Lonely」をしっとりと歌い上げる。 雨があがり、スモークが雲のように広がったステージで歌われたのは「Melting Love」。そこから再び映像が始まり、6色の光にオレンジ色が加わって一緒に空へ飛んでいく。最後に7色の光が花火のように散ると、会場は星空に包まれた。〈花火が流れる星になって/世界を包み込むころに〉の歌詞とリンクしたステージで、6人は「夏の流星」を切なげに届けていく。 そこから一転、リスナー参加型のクイズ企画ではYouTube配信さながらの賑やかな姿を見せてくれた6人。続けて「声は大きく」「体全体でノる」「全力で楽しみまくれ!」という“ライブを盛り上げるための3箇条”が紹介され、ライブは後半戦へ突入。公演直前にMVが公開された「LOVEゲッチュー!!」、先輩グループ・すとぷりのカバー「はりーはりーらぶ」で盛り上げた後、4曲を繋げたメドレーではトロッコに乗ってアリーナへ向かい、リスナーのすぐ近くで歌を届けた。 ステージに戻り、ラストに歌われたのは、2022年12月に発表された初のオリジナル曲「One Week Love」。今日まで大切に歌い続けてきたこの曲で、記念すべき武道館ライブの本編を締めくくった。