A・マドリード、フリアン・アルバレス獲得へJ・フェリックスを取引に含めたオファーを提示か
アトレティコ・マドリードは、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの獲得を目指しており、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを取引の一部に組み込むようだ。イギリス『Daily Mail』電子版が伝えている。 【動画】マンチェスター・シティ フリアン・アルバレス 23/24シーズンのベストプレー集! 現在アルバレスの獲得をめぐり、A・マドリードとパリ・サンジェルマンが争奪戦を繰り広げているが、『Daily Mail』によるとA・マドリードは、アルバレスの取引の一環としてJ・フェリックスのレンタル移籍を含めたトレードを提案したようだ。 この提案には完全移籍への移行オプションが含まれているという。さらにA・マドリードはJ・フェリックスを8500万ポンド(約155億円)、マンチェスター・Cはアルバレスを7500万ポンド(約137億円)の価値と見積もっていることから、取引の成功報酬としてマンチェスター・Cが1000万ポンド(約18億円)を支払うオファーとなるようだ。 マンチェスター・Cはアルバレスの残留を願っているものの、同選手は「重要な試合で出場できないことは嫌だ」と語っており、チームの中心選手として活躍することを熱望していることから、マンチェスター・C退団を噂されている。対して昨シーズン、バルセロナへレンタル移籍していたJ・フェリックスは、所属元のA・マドリードに復帰しているが、本人はバルセロナへの再レンタルを希望しており、今のところ去就は不透明となっている。 A・マドリードは今夏の移籍市場で、レアル・ソシエダからスペイン代表CBのロビン・ル・ノルマン、ビジャレアルからアレクサンダー・セルロートを獲得しており、チェルシーのコナー・ギャラガーに関しては契約間近に迫っている状況だ。すでに1億ユーロ(約157億円)以上費やしており、アルバレス獲得の資金を準備するのが難しいことから、J・フェリックスを取引に含めたオファーを提示したと見られている。 しかしここにきて、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、「チェルシーはサム・オモロディオンに興味を示している」と報じたことに加え、同じくジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏も「チェルシーが5000万ユーロ(約78億円)でオモロディオンの獲得を目指す」と伝えている。昨季アラベスで武者修行していたU-21スペイン代表FWの動向次第では、アルバレス獲得のオペレーションに影響を与えることになりそうだ。
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