【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、初黒星から復帰でアルゼンチン強豪と激突!リベンジに意欲も
6月23日(日)に国立代々木競技場第二体育館で開催される『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』の追加対戦カード発表記者会見が16 日に行われ、[KNOCK OUTBLACK女子-48.0kg契約/3分3R・延長1R]でぱんちゃん璃奈(30=フリー)vs.アイリン・ゴンザレス(25=アルゼンチン)が決定した。 【フォト&動画】ぱんちゃん激闘も初黒星!右目が大きく腫れる ぱんちゃんは元KNOCK OUT2階級制覇王者。今月実施された『巌流島バーチャルファイト』で無敗のルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)とキックルールで対戦し、激しい打合いで顔面流血も判定で敗れてしまった。 対するゴンザレスはISKA国内ストロー級(50.5kg)王者、ムエタイルールWAKO(48kg)国内王者の肩書を持つ、ルシアと同じアルゼンチンの強豪。アマチュアでも120戦しており、ルシアには敗れているが、KNOCK OUTの山口代表もぱんちゃんであっても侮れない実力者とお墨付きだ。 冒頭、山口代表に(巌流島での試合はロープがないため、公式のキックボクシング戦と見なされていない)ルシア戦を「1敗にして良いか?」と尋ねられ、頷くぱんちゃん。「ルシア選手も同じ日に試合を行うので、(将来)リベンジ戦を行っても良いんじゃないかと言う試合をしたい」と、雪辱戦を目指しての一戦だとした。 ぱんちゃんはルシア戦を振り返り「得たものが沢山あった。単純にパワーだけでなく、技術の差や引き出しの少なさを痛感し、多くの課題を実感した」と語った。 初黒星後の再起戦での相手はゴンザレス。その印象については「ブンブン丸みたいだな」と拳をフルスイングで振ってくるタイプと評価し、「ルシアとは戦い方が違う。身長も低く、お互い(ルシアに対し)リベンジしたいと思っている2人なので、この試合をしっかり制し、挑戦権を得たいと思う」と強く意気込んだ。 つい先日までタイで修行し、大会までの1ヶ月間は日本で調整を行うと言うぱんちゃん。今回の復帰戦に「どんな変化を見せたい?」と尋ねられると、「一番ダメなのがディフェンスとか、攻撃の終わりの被弾が多いので、レパートリーを増やさないとなと言うのと、力みすぎと言うのと、あげたらキリがない」と自ら苦笑い。前戦で感じた課題を越える姿を見せることを意識した。 宿敵ルシアはぱんちゃんより5kg上の-53kg契約マッチでNA⭐︎NAと対戦するが、ぱんちゃんは今回のゴンザレス戦で見事完勝しルシアに辿り着けるのか、この1ヶ月の追い込みでさらに気合の入ったぱんちゃんに期待だ。