「NHK紅白」ゲスト審査員決定 内村光良、横浜流星ら8人
大晦日(19時20分~)に放送される『第75回NHK紅白歌合戦』のゲスト審査員が決定した。また、審査方法も発表された。 以下、ゲスト審査員(五十音順)一覧。 ■青山剛昌(漫画家) 1963年生まれ。鳥取県出身。 1986年、小学館新人コミック大賞に入選してデビュー。 1993年、「YAIBA」で小学館漫画賞受賞。 1994年から「週刊少年サンデー」(小学館)で始まった「名探偵コナン」は日本を代表するコミック作品の一つ。 現在、単行本は106巻まで刊行され、全世界発行部数2億7千万冊。テレビアニメ化(1996年スタート、現在も放映中)、映画化だけでなく、テレビドラマや小説、ゲームなどいろいろなメディアやジャンルで展開されており、これらもアジア地域やヨーロッパを中心に高い人気を得ている。 他の代表作に「まじっく快斗」など。 出身地の鳥取県には、青山剛昌ふるさと館も開設されている。 劇場版最新作「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」では観客動員数1000万人、興行収入157億円を突破し、シリーズ歴代1位の記録を更新した。 ■内村光良(お笑い芸人) 1964年生まれ。熊本県出身。 1985年、南原清隆とともにお笑いコンビ・ウッチャンナンチャンでデビュー、日本を代表するお笑い芸人として活躍中。また、個人でも番組司会や俳優、映画監督、音楽ユニットでCDデビューを果たすなど多才ぶりを発揮している。 1998年、「第49回NHK紅白歌合戦」に、音楽ユニット「ポケットビスケッツ」のメンバーとして出場。 2012年、現在もNHKで放送中のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」で座長を務める。 「三津谷寛治」をはじめ数々の人気キャラクターを生み出し、幅広い層から話題を呼んできた。 2017年、「第68回NHK紅白歌合戦」総合司会を担当。以降2020年の第71回まで総合司会を務めた。 2023年、「第 74 回NHK紅白歌合戦」では音楽ユニット「ポケットビスケッツ」で歌手として2度目の出場。2024年、放送100年企画「みんなのベスト紅白」のMCを務める。 ■上地結衣(プロ車いすテニス選手) 1994年生まれ。兵庫県出身。 生まれた時から脊髄に障害があり、11 歳で車いすテニスを始める。 2012年、高校3年生でロンドンパラリンピックに出場し、シングルス、ダブルスともにベスト8進出。 2014年の全仏オープンでシングルス初優勝。さらに、全米オープンでも優勝し、世界ランキング1位に。同年、ダブルスで、日本人女子選手初となる「年間グランドスラム」を達成。 2016年、リオパラリンピックで、シングルス銅メダルを獲得。 2021年、東京パラリンピックでシングルス銀メダル、ダブルス銅メダルを獲得。 2024年、パリパラリンピックでシングルス、ダブルスで金メダルを獲得。 秋には映画「The Break 世界一、負けず嫌いのテニスプレイヤー、上地結衣。」が制作された。 ■河合優実(俳優) 2000年生まれ。東京都出身。 2023年に NHK「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」で連続ドラマ初主演。 今年1月から放送されたドラマ「不適切にもほどがある!」では、主人公の娘でもある昭和の高校生を演じて話題に。 さらに、主演作の映画「ナミビアの砂漠」が「第77回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞」を受賞、同作及び「あんのこと」「ルックバック」「四月になれば彼女は」で、「第16回TAMA映画賞最優秀女優賞」を受賞。 2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」では、主人公・朝田のぶの妹、蘭子を演じる。 ■堀米雄斗(プロスケートボーダー) 1999年生まれ。東京都出身。 6歳の時に元ストリートスケートボーダーの父親の影響でスケートボードを始める。 10代前半で、日本のトップスケートボーダーとなり、高校卒業後にはカリフォルニア州に拠点を移し、本格的に活動を開始。 2018年、SLSロンドンで日本人初の優勝者に。 同年 SLSロサンゼルス・SLSハンティントンビーチの2大会でも優勝。 2021年、 東京オリンピックでは、スケートボード・男子ストリート にて金メダルを獲得。紫綬褒章を受章。 2023年、世界最高峰のTampa Proの大会で日本人として初めて優勝。 2024年、パリオリンピックでは奇跡的な大逆転で金メダルを獲得。連覇達成。 紫綬褒章を受章、Tampa Proでも連覇を果たす。 ■森下洋子(バレリーナ) 1948年生まれ。広島県出身。 3歳よりバレエを始め、日本人バレリーナとして初めて世界を舞台に活躍。 舞踊歴73年目を迎えた今も、ステージに主役として立ち続けている。 1971年、松山バレエ団のメンバーとなり、芸術選奨文部大臣新人賞受賞。 1974年、ヴァルナ国際バレエコンクールに清水哲太郎とともに出場し、金賞を受賞。1976年、「白鳥の湖」で文化庁芸術祭大賞を受賞。以後、世界各国に活躍の場を広げる。 1982年、日本人として初めてパリ・オペラ座に出演。 1985年、英国ローレンス・オリビエ賞を日本人として初めて受賞。 1987年よりローザンヌ国際バレエコンクール、ニューヨーク・バレエコンクール、ヴァルナ国際バレエコンクールなどの国際コンクールでも審査員を務める。 1997年には女性最年少の文化功労者として顕彰された。 2002年、日本芸術院会員に就任。 2024年11月、旭日重光章受章。 ■横浜流星(俳優) 1996年生まれ。神奈川県出身。 2011年、俳優デビュー。 2020年「第43回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞。 2022年「第47回報知映画賞助演男優賞」 「第14回TAMA映画賞最優秀新進男優賞」 「第4回アジアコンテンツアワードニューカマー賞」を受賞。 2023年「第46回日本アカデミー賞優秀助演男優賞」、 「第48回報知映画賞主演男優賞」を受賞。 2024年、主演映画「正体」で「第49回報知映画賞主演男優賞」を受賞。 2025年には、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主人公・蔦屋重三郎を演じる。 ■吉田恵里香(脚本家) 1987年生まれ。神奈川県出身。 2022年、脚本を手掛けた NHK よるドラ「恋せぬふたり」で、第40回向田邦子賞を受賞。 これまでの執筆作は、ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」 「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「ブラックシンデレラ」、映画「ヒロイン失格」「センセイ君主」、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」「TIGER & BUNNY」「なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-」「ルパン三世」、さらに小説「脳漿炸裂ガール」シリーズは累計発行部数70万部を突破し、映画、テレビドラマ、アニメ、舞台、小説等、ジャンルを問わず多岐にわたる執筆活動を展開している。 今年度前期に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、脚本を担当。 【審査方法について】 ★「第75回NHK紅白歌合戦」における、紅組・白組の勝敗は、 テレビを観ている視聴者… 「視聴者審査員」 NHKホールでの観覧者… 「会場審査員」 番組に出演する8人… 「ゲスト審査員」 以上の投票にて、決定する。なおその投票は、すべての対戦が終わったあとに実施。 ★そしてその勝敗は、 「視聴者審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント 「会場審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント 「ゲスト審査員」で投票数が多かったほうに、1ポイント 以上の3ポイントを競い、2つ以上のポイントを獲得した組が「優勝」となる。 <視聴者投票の概要> ・テレビ1台あたり、最大5票。 ・投票できる「票」の数は、テレビの視聴時間に応じて増える。 ・放送を視聴し始めたら1票獲得。その後、5分連続視聴を10回達成するごとに票が増える。 ・全対戦終了後の投票時間中、テレビのリモコンボタンで紅白どちらかを選ぶと、選んだ組に票が入る。 ・お持ちの票を分割して投票することも可能。(紅組に3票、白組に2票など) 総合テレビでもちろん、BSP4K・BS8Kでも、視聴者審査員として投票に参加できる。