声掛けや気配りを審査 介護技術を競うコンテスト
道内の6つの高校から3人1組で参加し、実習で学んだ介護技術を競い合うコンテストがきょう、当別町で開かれました。 実技は、脳梗塞の病歴があり自宅で介護サービスを受けている80代の高齢女性をリビングからベッドまで誘導するという想定で行われ、生徒たちは3人1組で女性に声掛けしながら取り組みました。 「コミュニケーションが取れているか」や「病歴などへの気配りができているか」など12の審査項目は現役の介護福祉士やケアマネージャーが評価しました。 参加生徒からは「学校で1週間くらい前から念入りに練習したんですけれど緊張のため焦ってしまって…」「『頭が痛い気がする』という訴えがあったため声のトーンを下げたりして体に負担がかからないようにしました」などと感想が聞かれました。 審査の結果、石狩翔陽高校が最優秀賞を受賞し、ことし10月に栃木県で開かれる全国大会への出場が決まりました。