空飛ぶAIカメラHOVERAir X1 Smart先行販売開始。99gでドローン登録不要、リモコン操作も不要のAI自動追従で手軽に空撮 #HOVERAir
ボタン一つで撮影の超シンプル操作。日本語で喋ってくれる
メーカーZero Zero RoboticsはX1 Smartをドローンと呼ばないで、あくまで「飛行カメラ」ですと強調していますが、たしかに「空撮ドローン」で連想するゴーグルやコントローラ操作云々は全く不要。 スマホアプリも最初の設定や動画転送に使うだけで、実際の操作は本当にボタンを押すだけ。 その場にホバリングするのか、被写体を追いかけるのか、被写体の周りを旋回するのか、上昇して俯瞰等の撮影モードも、本体のモード変更ボタンとアイコンで分かりやすく切り替えられるため、撮影の全操作がボタン一つ、複数のモードを使い分けてもボタン2つだけで完結します。 しかも本体のスピーカーがひっきりなしに定型文を喋り、操作の手伝いや参考を教えてくれるようになっています。 (開封してすぐ、とりあえずアプリを落とすのも面倒だからとりあえず飛ばすか!と電源を入れたら、穏やかな声でまずはスマートフォンのアプリを使ってアクティベーションしてください、と諭されました)
バッテリーは交換式、充電バンクが秀逸
超軽量ドローンはバッテリーも削らざるを得ませんが、X1 Smartはひとつのバッテリーで約10分の飛行が可能。 2つまでのバッテリーを充電できるポータブルな「充電バンク」があり、片方を使っているあいだにもう片方を充電できます。 本体のみでもUSB-Cのモバイルバッテリー等で充電可能。長時間の連続撮影はできませんが、10分以内で散発的に撮影するなら、悩まず軽率に飛ばしてバッテリー交換で運用できます。 HOVERAir X1 Smart の主な仕様は、 ・本体サイズ142 x 111 x 27mm、99g ・内蔵32GBストレージ ・2.4GHz帯Wi-Fi接続 ・12MP 4000 x 3000画素カメラ ・2.7K@30fps / 1920 x 1080@60fps / 1920 x 1080@30fps (HDR) ・最高速度 水平25km/h、上昇・下降は約5km/h ・交換式バッテリー690mAhで最大約10分稼働、二本付属。充電バンクに5000mAh。バッテリー充電は約35分 HOVERAir X1 Smartは、一般販売を前にマクアケで本日より先行販売中。 本体と交換バッテリー2本、充電バンクや予備プロペラのフルセットで早割5万9980円からなど、市販予定価格よりも割安で購入できます。
注意: 99gと軽量で、ドローンとしての免許や登録が不要な製品ですが、ドローンを飛ばして良い場所・ダメな場所の規制は変わらず適用されます。 具体的には、人口密集地や空港などの施設の近くでは飛行不可。特に東京都内などはほぼ全域が人口密集地扱いになっているため、公園で気軽に飛ばすことはできません。 人口密集地では基本的に屋内や許可を得て施設内で使うか、オンラインで確認して飛ばして良い場所で使う必要があります。
Ittousai@TechnoEdge
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