卒業の指原莉乃「11年間アイドルでいさせてくれてありがとう」ファンに最後のメッセージ
HKT48の指原莉乃(26)が28日、横浜スタジアムで行われた卒業コンサートをもってAKBグループから卒業した。コンサートの終盤、ファンに向けて「11年間、アイドルで、莉乃ちゃんでいさせてくれてありがとう」と、涙まじりに最後のメッセージを送った。 【動画】HKT48 指原莉乃、卒コンでファンに最後のメッセージ
「アイドルには優しくしてね、いじわるしないでね」
本編33曲の後、アンコールの声援を受けて、純白のドレスに着替えて登場した指原。自らのスキャンダルもあり、2012年にAKB48からHKT48に移籍してきた。その翌年の選抜総選挙で初の1位を獲得。2015年から17年にかけては3連覇を達成した。「優しいみんなに甘えて、感謝の言葉も素直な気持ちも伝えるのが苦手で、本当にごめんなさい。どんなときも守ってくれてありがとう」と感謝の言葉を語った。 ファンと自身の今後にも触れ、「これから先、他のアイドルを好きになることがあると思う。私はそんなことで怒りません。でもアイドルには優しくしてね。いじわるとか説教しちゃうような人にはならないでね。ここからはアイドル指原莉乃とそのファンの最後の約束です。将来、指原を応援してたんだよと言っても恥ずかしくない人間でいます。だから、みんなも幸せでいてね」と呼びかけた。 そして最後に「私は11年間本当に幸せでした。アイドルになったことを後悔した日は一度もありません。アイドルという仕事が大好きでした」とやり切った思いを語った。
秋元氏へ「見つけてくれてありがとうございました」
最後のメッセージは、ファンだけでなく、スタッフやメンバー、そしてAKBグループ総合プロデューサーの秋元康氏に向けても語られた。以下はその概要。 《秋元康氏へ》 「秋元先生。見つけてくれて、育ててくれてありがとうございました。AKB48を好きになったきっかけは秋元先生の詞です。自分で詞を書くときに偉大さを痛感します。『恋チュン』に出会えて幸せです。これからもアドバイスください」 《マネージャー陣へ》 「HKTマネージャー、運営の皆さん、ありがとうございます。特にマネージャー陣にはたくさん怒ってごめんなさい。これからのHKTに関してお願いがあります。メンバーのお話をちゃんと聞いてあげてください。みんな人生をかけてアイドルになっています。でもメンバーが間違ったことを言ったときは、目を見て、一から何がいけないのか、分かるまで教えてあげてください」 《HKT48メンバーへ》 「メンバーのみんな、仲良くしてくれてありがとう。しつこいけど優しくて強い女性になってください。本当にお馬鹿さんたちばかりで、でも正直で、一生懸命なみんなが大好きです。苦しいことがあたったときは、いつでも連絡してね」