来場者6万2448人を達成! 大盛況だった「ジャパントラックショー2024」を振り返る
トラック業界に「2024年問題」が吹き荒れる真っ只中で開催された「ジャパントラックショー2024」が5月11日無事閉幕した。 【画像ギャラリー】ジャパントラックショー2024をギャラリーで振り返る(6枚) 3日間の会期中、会場となった「パシフィコ横浜」には、前回を9000人余り上回る6万2448人の来場者が詰めかけ、連日大盛況だった。 トラックに関心が集まる中で開催されたジャパントラックショーは何を伝え、何を残したのか?いま一度「ジャパントラックショー2024」を振り返ってみた。 文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部
トラック業界に完全に定着したジャパントラックショー
5月9日から3日間、「パシフィコ横浜」で開催された「ジャパントラックショー2024」は、2月の発表時点より出展者数/小間数も1つ増えて出展者数156社/564小間となり、過去最大規模に……。 それに呼応するかのように来場者数も大幅に伸び、初日の5月9日(木)が1万9373人、5月10日(金)が2万2919人、最終日の5月11日(土)が2万0156人で、3日間合計で6万2448人を達成した。これは前回の「ジャパントラックショー2022」の5万3355人を約9000人も上回る新記録だ。 この盛況の理由として「2024年問題」を筆頭にトラック業界のみならず世間一般にも「トラック」に対する関心が高まっていることがあげられると思う。それとともにジャパントラックショー自体の認知度も影響しているだろう。 ジャパントラックショーは、コロナ禍の2020年は休催したものの、2016年から隔年で開催され、今回で4回目。どんな展示会なのか、はじめは疑心暗鬼だった出展者や来場者が、おかしな表現かもしれないが「ショーに慣れてきたこと」が盛況の理由の1つにあげられるかもしれない。 ちなみに前回ショーの来場者アンケートによると、展示会への満足度は、「大変満足している」が29.7%、「満足している」が50.8%で、全体の9割以上の人が満足していることがわかっている。 さらに次回展示会への来場意向については、「ぜひ来場したい」が56.9%、「なるべく来場したい」が35.9%で、次回展示会とは今回の展示会のことだから、大盛況の理由がこのリピート率の高さにあることも間違いないだろう。