【中日】交流戦好調右腕がチームを3年ぶりの日本ハム戦勝利に導く 得点圏に走者を背負うも要所締めて3勝目
◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム0―4中日(11日・エスコンフィールド北海道) 中日・高橋宏が108球を投げ、7回3安打無失点で3勝目。今季の交流戦で3戦2勝の右腕が、チームを3年ぶりの日本ハム戦勝利に導いた。「カード頭を投げ切れたことは良かった」。4年目で初めての同カード。3度、得点圏に走者を背負ったが、要所を締めてゼロを並べた。だが、1つ悔いを残した。 7回2死二塁で、警戒していた得点圏打率リーグトップの田宮に右前打を許した。岡林が強肩を発動させ、本塁タッチアウトで失点は免れたが、「(田宮が)えぐすぎる。得点圏で引っ張ってくるのは、すごい打者。もう1回、対戦したいけど…。(しばらく機会は)ないですね」と、リベンジを望んだ。 チームは日本ハム戦の連敗を6で止めた。メンバー表交換時に、新庄監督とのハイタッチに応じた立浪監督は「初戦はハイタッチでいこう、と。1つでも借金を減らせるように」と、巻き返しを誓った。(森下 知玲)
報知新聞社