曇りや雨でも油断禁物! “紫外線”対策怠ると「光老化」の原因に…正しい日焼け止めの選び方を専門家に聞いた
日焼け止め やみくもに使うのはNG
紫外線対策のグッズとして主なものに「日焼け止め」があるが、この時期は店頭に様々な種類が並んでいる。選ぶときは「SPF値」と「PA値」をチェックすることが大事だという。 「SPF」は3種類ある紫外線のうち「UVB」を防ぐ効果を1から50プラスまでの数値で表したもので、数値が大きいほど効果も大きいということになる。 「PA」は紫外線の一つ「UVA」を防ぐ効果を、PA1プラスからPA4プラスのように4段階で示しており、プラスマークが多いほど効果が大きい。 この「SPF」と「PA」は日焼け止めを使う場面や体の部位によって、どのくらいの値のものが適するか異なってくるという。佐々木院長によると、「やみくもに強い日焼け止めを毎日使うことも肌にダメージを与える。SPF・PA値が高いほど肌にとって刺激になる可能性がある」という。 首・顔の肌の弱いところはSPF20から30前後、PAは1プラスから2プラスくらいの日焼け止め。 首から下は、7月から8月のものすごく暑い日はSPF50を使い、それ以外の時期は30から50のものを使用するのがおすすめだという。また、曇りの日はSPF20から30前後のものを4、5時間に1回塗り足す程度で、紫外線対策としては十分だ。 これからの時期は、外に出て日光を浴びる機会も増える。梅雨の時期だから、曇っているからと油断せず正しく対策をすることが大切だ。 (岩手めんこいテレビ)
岩手めんこいテレビ