箱根駅伝 大学の代表「楽しめた」関東学連 6区国士舘大の横田(福島県出身)
関東学生連合6区で福島県須賀川市出身の横田星那(国士舘大3年、田村高出身)は59分38秒で区間16位相当のタイムで走った。「初の箱根だったが、楽しめた。大学の代表として恥じない走りをしようとした」と語った。 昨年10月の予選会で72位に入り、本戦を逃した大学から選抜されたチームの一員となった。得意の下りは順調に走れたが、平たんな残り3キロで伸び悩んだ。 大会後に国士舘大の副主将に就く。「次は予選会を突破し、往路の主要区間を走れる選手になりたい」と成長を誓った。 ■横田の走り評価 関東学連コーチの国士舘大小川監督 国士舘大の小川博之監督(いわき市出身)が関東学生連合のコーチを務めた。「経験がない中で予定通りの記録を出せた」と横田の走りを評価する一方、「58分台で勝負するには単純に走力が足りない」と一層の奮起を促した。来年は大学単独で2年ぶりの出場を目指す。「良い練習ができるよう、一人一人が生活から見つめ直してほしい」と期待を込めた。