9Wと入れ替えか、それとも“コンボ”か… 比嘉一貴が新アイアンテストに「やさしさは抜群」
<三井住友VISA太平洋マスターズ 事前情報◇6日◇太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70> 新アイアンにクラブセッティング すべて見せます【写真】 7日(木)に開幕する国内男子ツアーは4週ぶりの大会。舞台となる御殿場で、比嘉一貴が何やら新アイアンを入念にテストしていた。打っては、データとにらめっこする姿はまさに真剣そのもの。そのアイアン正体は一体何なのか、詳しく話を聞いてみた。 その正体は、来春発売予定のブリヂストンのポケットキャビティ構造となる『258CBP』アイアン。比嘉は、その“5番”だけをひたすらに打ち込んでいた。 現在、『B-Limited 220MB』とマッスルバックを使用する比嘉にとって、このアイアンは“上”の番手の入れ替え候補、つまり、アイアン型ユーティリティのような位置づけと捉えている。 5番アイアンの上は、タイトリストの『TSR1』の9番ウッド(23度)がバッグイン。もし新アイアンを入れるのであればこのクラブと入れ替えか、もしくは「コンボ」も検討していると話す。「抜けが非常にいいし、飛び方も好きです。やさしさは抜群」と、その性能を高く評価していた。 ただ、「状況によって飛びすぎたりした時に、思い切って打てなくなるかな」と懸念点もある。慣れ親しんだロフトピッチに加え、スピン量も確保できるマッスルバックの方が、比嘉にとってはまだまだ実戦向き。投入するにしてもロフト調整等を施す必要もあり、すぐに答えは出なかった。 それでも、何度も球を打ってはデータを確認。それだけ、このアイアンに魅力的な部分を感じているのも事実。もしかすると、比嘉の以下セッティングに大きな変化が起きるかもしれない。 【比嘉一貴のクラブセッティング】 1W:ブリヂストン B1プロトタイプ(10.5度Tour AD VF-6X) 3W:ピン G430 MAX(15度Tour AD GC-7X) 5W:ピン G430 MAX(18度Tour AD VF-8X) 9W:タイトリスト TSR1(23度Tour AD VF-8X) 5I~PW:ブリヂストンB-Limited 220MB(プロジェクトX 6.0) 51度:ブリヂストン TOUR B BRM2(DG EXウェイトロック TOUR ISSUE) 55,59度:ブリヂストンTOUR B プロトタイプ(DG EXウェイトロック TOUR ISSUE) PT:ホワイト ホット OG #5CS BALL:ブリヂストンTOUR B X