辺野古くい打ち試験のクレーン船が現場海域に到着 防衛省、本格工事着手へ
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、大浦湾側の現場海域に1日、くい打ち作業の試験を行うためのクレーン船が到着した。産経新聞の記者が確認した。 【写真】土砂の搬出港近くで行われている「牛歩」による抗議活動 クレーン船は午後1時ごろ、現場海域に到着した。防衛省関係者によると、くい打ち作業の試験は4日から始めるという。防衛省は8月1日以降、本格工事に着手する。 防衛省沖縄防衛局は1月、大浦湾側の埋め立て区域の外側で箱形コンクリートを仮置きする海上ヤード設置のための工事を始めていた。一連の工事の工期は9年3カ月。