金子龍斗/ボートレース(競艇)

ボートレース住之江の「サンケイスポーツ旗争奪第53回飛龍賞競走」は5日に5日目が行われた。 1Rでは133期の金子龍斗が6コースからまくり差して、デビュー初白星。3連単は39万オーバーで当地歴代3番目、2連単も24万円超えで歴代2位の配当となった。11R発売中には大時計前で水神祭が行われ、ファンや関係者からの祝福を受けた金子。「メッチャ気持ち良かったです。いいスタートを決めて1Mは冷静に見てました。いざ抜け出してからは緊張しました。でも、1勝してスタートラインに立てたので、ここから2勝、3勝とどんどん勝っていきたいです」と喜びと今後の抱負を語った。 【住之江1R 結果】3連単39万、2連単24万円オーバー！ 9Rから11Rまでは準優勝戦が行われた。9Rは進入で変化はあったが、藤山雅弘が慌てることなくイン速攻で優出一番乗り。まくり差した上村宏太が藤田靖弘との競り合いを制して2着を掴んだ。10Rはイン佐藤博亮がスタートで後手を踏むも、スリット後に伸び返して先マイ。バックでは浦上拓也が一番差しから迫ったが、佐藤が強力パワーを生かして突き放した。浦上は2Mを冷静にさばいて2着を確保。 11Rはシリーズリーダー木下翔太が1Mで大きくが流れた。差した杉山裕也と吉村誠がバックで木下を捕らえる。3艇が並走状態で迎えた2Mは吉村が先に回るも、内へ差し返した杉山が1着。吉村が2着で優出を決めた。 木下が準優で敗れた事により、佐藤に優勝戦の1号艇が転がり込んだ。「(スタートは)危なかった。でも、そこから伸び返していたように、出足から行き足がいいですね。準優はSを溜め過ぎたけど、優勝戦はしっかり行けると思います」と話すように、不安はなさそうだ。