勉強しない我が子、救世主はまさかのゲーム!?データで見る教育効果と成績UPにつながる活用術
【大学生に聞いてみた】勉強につながったゲーム・アプリは?
記事の最後に、進研ゼミ受講経験のある大学生がアンケートで挙げてくれた「勉強に役立ったゲーム」をご紹介します。 お子さまが普段楽しんでいるゲームを考慮しながら、「これはうちの子が好きそう」「楽しみながら勉強に役立てられそう」と感じたら、試しに一緒に遊んでみてはいかがでしょうか? ゲームで得た知識や力をきっかけに、お子さまが勉強をより楽しめるようになる可能性もありそうです。 (体験談) 『英語物語』 「英単語はほぼこのアプリで遊びながら覚えた」と言っても過言ではありません! ロールプレイングゲームなのでやり込むほどにハマり、気付いたら英語が得意教科になっていました。 (慶應義塾大・法学部 S・Mさん) 『Fate/Grand Order』 このゲームをきっかけに歴史全般に対する苦手意識がなくなり、難関私立大のマニアックな問題にも対応できるようになりました! (青山学院大・教育人間科学部 N・Hさん) 『みんなで早押しクイズ』 雑学から学校の授業で学ぶ知識まで、楽しく覚えることができました。クイズをきっかけに知った情報は、勝敗の記憶と結び付くせいか定着しやすかったです。 (名古屋市立大・経済学部 M・Tさん) 『あそんでまなべる世界地図パズル』 遊びながら国の形や位置、国名を覚えることができたので、地理の共通テスト対策にとても役立ったと実感しています。 (神戸大・理学部 T・Kさん)
まとめ & 実践 TIPS
なんとなく「ゲームは勉強と相反するもの」と思っているかたもいるかもしれません。「ゲームは勉強に役立つかも」「ゲーム要素を取り入れることで学習が楽しくなるかも」という視点を持つことで、新しい世界が広がります。 お子さまの意欲や自発性を引き出すための方法として、ゲームやゲーミフィケーションを取り入れてみてはいかがでしょうか。
プロフィール 坂井裕紀 東京大学大学院情報学環 特任研究員 社会課題をゲームによって解決するためのゲーミフィケーションをはじめ、キャリア教育やメンタルヘルスなどの研究に従事。