DeNA南場オーナー、経営効果に「知名度の底上げになった」「社員が心を一つにして応援するものがあるのは組織運営でもプラスに」
2015年に球界初の女性オーナーとなったプロ野球DeNAの南場智子オーナー(62)が、11日の会見で、経営の効果について「“あのDeNAがやろうとしているのか”という知名度の底上げになった」「社員が心を一つにして応援するものがあるということは組織の運営でもプラスになっている」と述べた。 【映像】「本当に涙が出た」初めてスタジアムに訪れた日を振り返る南場オーナー 南場氏は経営の効果について、「私どもは企業向けの事業もあるが、多くはインターネットの一般ユーザ向けのサービスを展開しているので、DeNAという名前が知られるということはプラスだと思う。“あのDeNAがやろうとしているのか”という知名度の底上げになった。経営への効果は大きい。バスケとサッカーも展開しているが、もう一つの経営の効果は、社員が心を一つにして応援するものがあるということは組織の運営でもプラスになっている」と答えた。 別のスポーツチームを買収する計画については「私どもが最初にベイスターズを取得して、黒字化させて、経営基盤を一定強固にして、それからバスケ、サッカーと来ている。スポーツによってやり方は同じではないが、野球を通じて培うことができたスポーツチームの運営のノウハウを、バスケットボールやサッカーにも適用してみる試行錯誤、そして成功させることをビジョンとしている。川崎ブレイブサンダースもSC相模原も、ひとつひとつ、しっかり成功させていく。数を広げる、面を広げるというより、丁寧にやっていきたい」と強調した。 また、「私たちはオンライン上でビジネスをしているので普段お客様の姿が目の前ではみえないが、実は球団を取得して最初にスタジアムに来たとき、選手の活躍を喜んでハイタッチしたり、飛び上がったりしている方々を目の前で見て、本当に涙が出た。DeNAではインターネットの向こうにはそういう方々いることを忘れないようにしている」と語った。 (『ABEMA NEWS』より)
ABEMA TIMES編集部