大阪市住吉区で、生後1カ月の長女の頭に暴行を加え殺害した疑いで、父親が逮捕されました。 事件があった日には、1歳の長男もけがをしています。 殺人の疑いで逮捕されたのは、大阪市住吉区に住む無職・宮田慎司容疑者（42）です。 宮田容疑者は、10月13日、自宅で生後1カ月の長女・真奈ちゃんに、何らかの方法で暴行を加え、殺害した疑いが持たれています。 司法解剖の結果、真奈ちゃんは頭の骨が折れていて、外傷性くも膜下出血を起こし、低酸素脳症により死亡したことが判明しました。 【近隣住民】「鑑識のテープもずっと貼られていて、ビニール袋がずらーっと並んでたから、何があったんかなっていう感じで。ギャーとかも聞いたことないし。びっくりしている」 警察によると、宮田容疑者は「お風呂にいれたら呼吸しなくなった」と、自ら119番通報をしていて、調べに対し、「自分自身は暴行をするタイプではないし、あんな小さな子に暴力を振るって死なせるようなことはしません」などと、容疑を否認しています。 また、宮田容疑者は、事件があった日に、1歳の長男に顔面打撲などの傷害を負わせた疑いでも逮捕されています。 さらに、宮田容疑者の自宅からは、大麻の植物片が見つかり、本人が自分のものと認めているということで、大麻取締法違反の疑いでも逮捕されています。