テニス＝ガルシアがＳＮＳ上で中傷被害、スポーツ賭博の影響にも言及
［ニューヨーク ２８日 ロイター］ - テニスの四大大会最終戦、全米オープン女子シングルスで１回戦敗退となったカロリーヌ・ガルシア（３０、フランス）が２８日、交流サイト（ＳＮＳ）上で中傷被害を受けたと明かした。 ガルシアは自身のみならず家族も標的にされているとコメント。インスタグラムに「ＡＩ（人工知能）が非常に高度なレベルにあるというのに、ＳＮＳのプラットフォームは（誹謗中傷を）防いでいない」と苦言を呈した。 また「トーナメントやこの競技は賭博業者との提携を続けていて、新たな人たちが不健全な賭け事に引き寄せられている」と述べ、賭博業者を排除すべきというわけではないとしながらも、宣伝活動には懐疑的な姿勢。さらに「オンライン上の匿名性について考え直すべきではないか」と訴えた。 ガルシアは２７日、過去の四大大会での２回戦進出が１回のみだったレナタ・サラスア（メキシコ）と対戦し、１─６、４─６のストレート負けを喫していた。
