津久見市で「ひゅうが丼」キャンペーン DCに合わせ前倒し、保戸島の店も参加
大分県の津久見市観光協会は、市名物「ひゅうが丼」のキャンペーンを展開している。市内の飲食8店がこだわりの丼を提供。抽選で食事券などが当たるスタンプラリーを実施している。9月1日まで。 キャンペーンは例年、夏に実施している。今年は大型誘客企画「福岡・大分デスティネーションキャンペーン(DC)」(4~6月)に合わせ、開始時期を前倒しした。 ひゅうが丼はマグロ漁が盛んだった市内保戸島の郷土料理。マグロの切り身に特製のごまだれをかけてご飯にのせ、漁師が船内で食べていたとされる。 島内の飲食店「HOTOJIMA海道」も今回から参加店舗に加わった。
今月1日にリニューアルオープンした市内高洲町の「亀吉」の丼は、ショウガを利かせた甘いタレを自分で後がけするのが特徴。ミニひゅうが丼とマグロ南蛮定食のセット(税別1400円)が人気で、田中英里菜社長(36)は「大型連休中、多くのお客さんから注文を受けた」と話した。 スタンプラリーはひゅうが丼を食べ、市内の菓子店や土産店で500円以上の買い物をしてスタンプを集めると応募できる。追加でつくみイルカ島(四浦)内にあるスタンプを集めると、「イルカと泳ごう券」が当たるチャンスもある。 同協会は「期間中に丼を食べ、暑い夏に向けてスタミナをつけてほしい」と呼びかけている。 問い合わせは同協会(0972-82-9521)。