GQエディターが選ぶ、9月発売の新作G-SHOCK4選!──GQ新着ウォッチ
9月に発売されるCASIOのG-SHOCKから、GQエディターがおすすめのモデルをセレクトした。 【写真を見る】4モデルの価格&ディテールをチェック!(全11枚)
今度の“カノア”はモノトーン
「GD-B500FL-4JF」 五十嵐カノアのシグネチャーモデル第3弾は、サーファー向け機能を搭載するG-LIDEシリーズの「GLX-5600」がベース。樹脂の色を不規則に混ぜるなどして表現した波模様で、五十嵐カノアが乗りこなす力強い海の波をイメージしたという。バンパープロテクターの採用でガラス面の保護力を向上、過酷な環境の使用にも耐えられるように設計した。世界トップレベルのプロサーファーに求められる耐衝撃性を確保するなど、G-SHOCKらしく機能面の追求に抜かりはない。コラボモデルにありがちな過剰な装飾もなし。モノトーンのスタイリッシュなデザインも魅力だ。(神谷 晃、ライフスタイル・エディター/ウォッチ・エディター)
オレンジから秋のコーディネートを考える
「GM-2110D-2AJF」 選んだ1番の理由は、瞬時に目を惹くビビッドなオレンジ。シックな装いにはもちろんフィットするが、秋はウォッチカラーをベースにカラフルなレイヤードスタイルをどう構築するかが楽しくなってくる時期。「GD-B500」シリーズは蛍光イエローやホワイトなども揃うけれど、この秋はブラックトリミングをさり気なく配したオレンジがスタイリングの幅を広げてくれるはずだ。加速度センサーで歩数を計測したり、目標達成率をグラフで表示するなど、日々のライフスタイルに寄り添ってくれる機能も申し分ない。また、二次元コードを読み込むとG-SHOCKのオフィシャルサイトへアクセスできる仕様も。(橋田真木、スタイル&フィーチャーズ・ディレクター)
薄型だけど実はタフ、細マッチョなG-SHOCK
「GM-700G-9AJF」 八角形のケースが特徴のデジアナモデルGA-2100を、メタルベゼルとブレスレットにアップデートした本作。この八角形ケースは、クッション型ケースの初代モデルDW-5000Cのコンセプトを受け継いだもの。初代モデルのケースも角が落とされた八角形で、時計で八角形というと、ついあのラグスポモデルのことを想起してしまうが、実はG-SHOCKのDNAでもあるのだ。ヘアライン仕上げのベゼルとヘアライン×鏡面仕上げのブレスレットが大人っぽく、薄型のモジュールを搭載することで、11.8mmという薄さに抑えたのも魅力。ケースは高剛性を発揮するガラス繊維入りファイ ンレジン製で、ゴリッとしたタフな見た目のG-SHOCKも格好いいが、タフさはキープしつつ、これみよがさない細マッチョな見た目というのも大人向きだ。(遠藤加奈、スタイル&フィーチャーズ・エディター)