【広島】“新4番”が4戦13打席目で“1号”「最高の結果」 新井監督100勝の祝砲
◆日本生命セ・パ交流戦 広島3―1日本ハム(6日・マツダスタジアム) 末包が、一振りで勝負を決めた。初回2死二塁から決勝の5号2ラン。4番では4戦13打席目の“1号”に「最高の結果になった」と声を弾ませた。 5日は8回無死一、二塁から投ゴロに倒れるなど2度の得点機で凡退。新井監督からは「進塁打のサインは出してないけど?」と、冗談交じりに皮肉を浴びせられた。この日は1打席目の初球を捉えた意地の一撃。「『今日はホームラン打つ』と言って、本当に打ちましたね」という指揮官のイジリに、「今日は僕の勝ちです」とドヤ顔だ。これで本塁打を放った試合は5戦5勝となった。 今季最長5連敗の後の連勝で、新井監督は通算100勝(87敗8分け)に到達。1勝目はマツダ通算500勝と重なり、記念球は球団に寄贈。100勝目は「物に無頓着だけど…それだけ選手が頑張ってくれたお陰なので、感謝して飾りたい」と指揮官。日本ハム戦は3年連続の勝ち越しに成功。4勝5敗で交流戦を折り返した。(畑中 祐司)
報知新聞社