中村雅俊 73歳 芸能生活50周年を迎え「半世紀、俺ってよくやってきたな」
日テレNEWS NNN
歌手で俳優の中村雅俊さん(73)が9日、都内で行われた『中村雅俊芸能生活50周年記念公演』の製作発表会見に、ものまねタレントのコロッケさん(64)とタレントの久本雅美さん(65)らとともに出席しました。 【画像】宮城出身・中村雅俊「涙が出てきて…」甲子園優勝の仙台育英を祝福 東京・明治座で6月2日~18日まで上演する本公演は、中村さんの芸能生活50周年を記念した舞台。昭和の歌謡曲に乗せて軽快なタッチで描く音楽劇と、中村さんの楽曲『ふれあい』や『俺たちの旅』をはじめとしたライブステージの2部構成となっています。
中村さんは、イベントが始まると「私事なんですけど、1974年に『われら青春!』という番組でデビューさせていただき、そこから色んな出会いがあって、振り返ると良い思い出ばかりが残っています」と芸能生活を振り返ると、続けて「そういう出会いに感謝しているなかで、今回50周年の節目ということで、豪華な皆さんと一緒に仕事ができる喜びをかみ締めながら、千秋楽に“良かったね”って言えるように、素晴らしい舞台を作り上げたいと思っていますので、よろしくお願いいたします」と挨拶しました。 また、今回の舞台の“見どころ”について、中村さんは「まだ3日しか稽古していないんですけど、台本はどうなったんだろうっていうぐらいに色んな方向にお芝居が変わっていったりする。俺もキャリアとして50年やっているんですけど、初めてに近い感じで、ある種いい危機感を持って稽古に励んでいます」と、笑顔で話しました。 この言葉に、コロッケさんは「中村雅俊さんが今までやった事がない動きとかがありますので、かなり楽しんでいただける作品になるんじゃないかと。おちゃめな中村雅俊さんが見られます」と、中村さんの演技にも注目だと明かしました。 今年、芸能生活50周年を迎えた中村さん。“50周年という節目での気持ちの変化”を聞かれると「30年とかは通過点だったんですけど、“50”という数字は半世紀じゃないですか。“俺ってよくやってきたな”って初めて思いましたね。それと同時に、この先って意外と短いなと。“限られた時間をお前どうやって生きていくんだ?”みたいな自問自答をしています。でも、50年やってきた自分を褒めたいところは随分あります」と語りました。