城戸康裕が壮絶KO負け!バックブローで一撃「12年ぶり記憶飛んだ」=中国キック
11月16日(土)中国・広東省仏山市で開催されたキックボクシングイベント『SPACE ONE』では、元K-1の城戸康裕(41)が、中国ファイターのバックブロー一撃で1R 2分20秒KO負けした。 城戸はSNSで「久々、12年ぶりに記憶飛んだ」と無念の投稿。12年12月の『K-1 WORLD MAX 2012』のグロンハート戦以来、記憶の飛ぶほどの一撃KO負けとなった。 【フォト・動画】バックブロー一撃!城戸が崩れ落ちる 城戸はK-1 MAXや新生K-1で輝かしい実績を残してきたベテラン。 今年5月には香港の同イベントで、元武林風世界王者イー・ロンに、1Rハイキック一撃でKO勝利を飾っており、現地では注目の試合だった。 相手は地元の人気選手ワン・カイフェン(中国)。 セミファイナルで行われ、大方の予想は城戸となっていた。試合は城戸が相手の攻撃をかわし、蹴り主体で攻撃。しかし詰めたカイウェンが、右ハイキックから蹴り抜きざまの左バックハンドブロー! 手刀のような形でヒットし、城戸は横なぎに倒れると起き上がれなかった。 ステップとリーチの長い蹴り攻撃を駆使し、近年はほぼKO負けの無い城戸だが痛恨のKO負けとなった。 城戸は「12年ぶり」と書いていたが、その後のKO負けは16年11月のK-1、サニー・ダルベック戦のみである。 城戸はSNSで「やってきたことは間違ってないし、攻撃もらったのは最後の一撃だけでそれ以外もらってないし、攻撃効かせていたから、そこは問題ないかな!次に繋げる!」と振り返り。しかし「あーーー、悔しいわ。もう一回やりてぇ笑」と悔しさをにじませていた。 現在はベトナム旅行をしており、体調には問題ないようだ。城戸は「しばらくゆっくりしてから、またすぐ復活します」とも綴っており、ダメージを癒してからの再起に期待したい。 なおメインイベントでは、同じくK-1で活躍したゲーオ・フェアテックスが、判定勝利で65㎏初代王者となった。